株式会社食縁、本社工場完成
お得意様各位
いよいよ年末を迎え、皆様方におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
日頃は、弊社並びに関連企業に対し、格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、昨年11月に、弊社及び関連企業の㈱マリン大王が一部出資いたしました「株式会社食縁」の本社工場が
完成し、さる12月20日に竣工式を行いましたので、ご報告申し上げます。
株式会社食縁/本社工場は、和歌山県新宮市佐野の新宮港第二期工業用地に完成し、
鉄骨二階建。敷地面積は、8925.75平方メートル。総床面積は、2997.96平方メートル(排水処理施設を除く)。
面積、加工処理能力ともに国内最大級で、24日から試験稼働、来年1月12日より本格稼働する予定です。
白浜町にある近畿大学水産研究所で生産した稚魚を、四国や九州の養殖業者が育成し、活きたまま新宮港湾内に
設置した生け簀に移送、本社工場脇で水揚げ加工され、食縁が協力企業と独自開発した特殊フィルムで真空包装後
冷凍し鮮度を保ち、海外へ。当面は、ブリのみですが、マダイ、カンパチ、シマアジ、ナマズ(ウナギ代用)も
手掛けてゆく予定です。
これからも、日本の水産業、養殖業の世界的な成長産業化への貢献を目指すとともに、企業間の連携、技術力の
向上を目指し、販売力の強化を図ってまいりますので、応援いただきますようお願い申し上げます。