徳島のお魚

夏のお魚

スズキ(セイゴ)

夏の高級魚として「洗い」などに利用され、漁獲高も多く容易に品揃えができます。冬場は、価格が下がり使いやすくなります。

太刀魚(タチウオ)

地物が大量に獲れ、釣の鮮度の良い物が多く揚がります。塩焼きや薄造りにスダチをかければ最高に美味です。網物は、価格も安くお買い得です。

穴子

「延縄」「底引き網」などで漁獲高が多く、型の良い物が一年中獲れますが、冬場は、暗い所に移る習性があるので入荷が半減します。

イサキ

初夏が旬。県南部でよく獲れ、5・6月にかけて段々と美味しくなります。真鯛の味が落ちる夏場によく姿造りに使われます。秋には、「燈籠イサキ」と呼ばれ、やせて味が落ちますが、冬には又美味しくなり、入荷量も多く、価格面でも安定しています。

ハモ

ハモを食べなければ夏が過ごせないと言われるほど夏の風物詩になっています。特に津田・小松島で獲れる物が品質が良いと言われて「ハモすき」もよし、冬には「土瓶蒸し」によく使われます。

アユ(鮎) ※鮎の内臓の塩辛は「ウルカ」と呼ばれ美味。

吉野川・勝浦川・那賀川でよく獲れます。旬は、土用の20日間と言われます。 「鮎ずくし」の料理店が各地方にあり、特に阿波踊りシーズンには、よく利用されて盛況となります。ハモ・タコと共に梅雨の水を飲んで美味しくなると言われています。

キス(シロキス)

吉野川下流他、県下一円の浅海で多く獲れ、近年は、海水温の上昇で瀬戸内でも獲れます。淡泊な味が、暑い夏場に好まれます。

アワビ(鮑)

漁獲量は多く、由岐から室戸にかけての海岸沿い、涼感を誘う「水貝」は 特に美味しく 内臓の塩辛 としろ は 酒の肴に最高です。

トコブシ(流れ子)

県南部の磯では、良質の海藻を食べて育った、太く美味しい物が獲れます。貝殻の穴の数が、アワビは4~5コ、トコブシは6~7コ。穴の管状になっているところが流れたようになっているので「ナガレコ」と呼ばれています。おせち料理など、冬場にもよく使われます。

サザエ

徳島県産は、殻に刺げがないのが主流です。産卵期前の春から夏のかけてが旬で、漁獲量は多くとても美味しくいただけます。

平アジ

夏から秋にかけてが旬。一年中獲れるので大衆魚と思われがちですが、「トッカアジ」と呼ばれ瀬付性で巾があり脂ののった物は、焼き物にして、スダチをかけていただけば魚の中で一番美味しいと自負してよい思います。

マルアジ

釣りの鮮度の良い物が揚がります。平アジとはひと味違う風味があり「タタキ」にすればとても美味しくいただけます。

シタ(シタビラメ)

アカシタとクロシタがありますが、アカシタの方が身が厚く美味しいといわれます。唐揚げ・ムニエル等にお薦めです。

カマス

夏から秋にかけてが美味しく、ミズカマス(青カマス)は、大量に獲れ、価格も安く、干物に最適です。鱗が粗く尾びれに黄みを帯びた赤カマス(尺八)は、塩焼きにしてスダチをかければ美味です。

コチ(マゴチ)

暖海性の魚で、底引き網・刺し網等、県下一円でよく獲れます。あっさりとして、くせのない淡泊な味で料理の応用範囲も広く、特に活魚は、夏場「洗い」として、食通に人気があります。
冬は、深い海底に移動し、餌をあまり食べないので味が落ちます。尚、体長20cm以下は全て雄、しだいに雌へと変わっていき体長50cm以上は、全て雌になります。

カツオ

黒潮に乗って県下に回遊してくるのが初夏で、美波町や牟岐町等県南の一本釣り漁でよく獲れます。非常にビタミンが豊富で、脂がのった夏には、食卓にかかせない魚です 水分が多いので強 。「 火で タタキ」にすれば美味。内臓は、塩辛「酒盗」として、親しまれています。

ウナギ

県下各河川で少量ですが獲れます。土用うなぎは 腹が黄色くなり脂ののった物が美味しいそうです。
食用ではありませんが、母川(海部郡)の「大うなぎ」は、体長1m以上有り見物です。

アオリイカ

夏のイカは、これが一番といわれています。歯ごたえがあり、甘みも多く、牟岐町を中心とした県南一円から県北部いたる海域でよく獲れ、鮮度の良い物が出回ります。